こんにちは、まれいです。
マレーシアに行ったら是非体験してほしいことがいくつか思いつきますが、その中に「ドリアンを食べてみる」というのがあります。
いかがですか?
私は初め消極的でしたが、食べる機会に恵まれた?ので、思いきって食べてみました。
今回はドリアン初心者がトライするための入門記事です。
1.ドリアンとは?
ドリアンとは樹木の名前で、その果実もドリアンといいます。
東南アジアにしかない果実です。
果実の王様と呼ばれているのは有名ですね。
王様と呼ばれている理由は?
強烈な臭いのせいか?みためのごつごつした感じからか?そして食べた人の心を虜にする濃厚な味故か?その全部でしょうか。
王様が栄養豊富なドリアンを好んで食べたからとも言われています。
臭いと言われながらも、嫌われないどころか愛されて続けている果実です。
また、ドリアンといっても種類がとても多く一番有名なのは、「猫山王」。果実の中にある種が小さく、果肉が濃厚でクリーミー。値段も他のドリアンより高いです。
他にもD24、XO、ドリアンウダン、ドリアンカンポンなどがあり、種類によって、色や味がちがいます。
ごつごつ、とげとげした皮を割れば、中から黄色い袋状の果肉が姿を現します。
果肉は柔らかくて、もったりしていて、プラスチック容器に入れて売られています。
割った時の臭いがすごいので、スーパーマーケットで見かける機会はめったにありませんが、もしどこかで遭遇したら迷わず、買ってみて下さい。
ただし、ホテル、電車やバスに持ち込むのはNGです。どんなに幾重にも包装してもあの強烈な臭いはその存在を主張してきます。
一度使ったタッパーウェアには臭いが染みついて、二度と使えなくなる程です。しかし近年は密封容器に入れてくれるお店もできてきました。
持ち帰れない時は露店かドリアン専門店で頂きましょう。
購入する時は、1パック(一房)で充分だと思います。6個くらい入ってRM40(1000円)くらいします。高価な果実です。
ドリアンが食べられるところ
クアラルンプール中心から車で40分くらいのところにSS2という地域がありますが、そこには通年営業のドリアン屋台があります。
ドリアンマン(DurianMan)をはじめ、ドリアン店が点在していますのでチェックしてみてください。
Lot7680,Jaln SS2/ 24, SS2, 47300, Petaling Jaya, Selangor, Malaysia
☎+60 12-234 5619
SS2は、クアラルンプールから行くより、MRTのTTDI駅や、大きなショッピングモールのある1ウタマ(Bandar Utama駅)から行くと、車で10分くらいです。Grabで行きましょう。KJLを使うとTaman Bahagia駅が近いです。
近くに私がおすすめのペナン料理のレストランもありますよ。徒歩で550m、車で900mです。
2.ドリアンはどんな味?
味の前に、先ず、その臭いの強烈さにたじろぐことでしょう。
これを口に入れるのか?と、逃げ場があるなら逃げたい気分になると思います。
でも、怖いもの見たさ、食べたさで、逃げないでしょう?
ドリアンの臭いは玉ねぎの腐ったような臭いというのが私は近いと思いました。ただ、嫌悪感をもよおすというより、何か気になる、どことなく深いにおいです。
食感は、ねっとりしたチーズのような、クリーミーな感じ。
肝心の味は、世の中にある果実とはかけ離れた味です。
なんと形容すればいいでしょうか。
深くて、発酵感のある味です。
初心者向きのドリアン
2つの考え方があると思います。1つは、いきなり最高級のドリアンを食べてその究極の旨さの虜になる道。もう1つは初心者向けのドリアンから始める道。初心者向けとしてはD24で、味はマイルドです。皮が厚くて、食べられる部分が少ないので比較的に安く売られています。
3. ドリアンの食べ方
果実はいくつかの小袋に分かれていて、その中に親指の骨くらいの大きさの種が入っていて、ねっとりとした果肉が種の周りを覆っています。
口に小袋を入れて、舌で種から果肉を剥がすようにしゃぶります。そして種だけをポイ。
食べた後は、体が熱くなるような気がしました。
2個目に挑戦するかどうかはあなた次第です。
4.ドリアンを食べる時に気をつける事
よく、アルコールとの食べ合わせは良くないと聞きます。
ドリアンに含まれている成分と胃酸が反応して、胃の中でガスが発生するということです。
私は実験していないので、なんとも言えませんが、危険だと言われている事なので、好奇心で挑戦とかしないでくださいね。
さいごに
強烈なにおいにも拘わらず、多くの人がはまる果実、ドリアン。
これを食べてみないと本当にマレーシアを知っているとは言えませんね。
一度食べたら、二度、三度。ドリアンのねっとり、まったり、うっとりの世界に夢中になるでしょう。
臭いから食べたくないと言われる方が多いのですがせっかくマレーシアに来たのならトライしてみてください。
私はまだ一度しか食べていませんが、是非また食べてみたいと思います。
最後までお読み下さりありがとうございました。ではまた。