この記事はマレーシアに短期留学、短期滞在する方への記事となっています。
こんにちは、まれいです。
我々女性は(あるいは男性も?)電気の事にあまり詳しくない人が多いのではないかと思います。それでも、マレーシアで暮らすからには、毎日家電製品を使ったり、パソコンを使ったり、スマートフォンを充電したりと、電気を使わない日はありません。
この記事では電気関係が苦手な方にも、マレーシア生活で最低限必要な、電気のプラグや、充電器について、わかりやすく説明しています。
1.マレーシアのコンセントの形状は?
世界には様々なコンセントの形状があります。そしてマレーシア・クアラルンプールのは
これです。
これに合うプラグはこれ。ガッチリした三本タイプ。
G型とか、BF型といいます。BFというのは、ブリティッシュ・フラットといってイギリスでも使われてるタイプです。
マレーシアはかつてイギリスの植民地時代がありましたので、イギリスの文化の跡が見られることが時々あります。これもそうですね。
他には?・・例えば、建物の階数の表示とか・・
近隣国では、同様にイギリス植民地時代があった、シンガポールやブルネイもこのBF(G)型です。
この写真の3つの穴の右上にあるスイッチは、コンセントのON/OFFを管理するスイッチです。
電圧の高いマレーシアのコンセントには、スイッチが付いていますので、安全に使うためにも、プラグを差し抜きする時にはいったんOFFにするのを忘れないようにしましょう。
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2.マレーシアの暮らしに必要な変換プラグ・充電器類
変換プラグは大きく2種類あります。1つのタイプしか使えない簡易型と、複数のプラグに対応しているマルチ型です。
普段、海外旅行はめったに行かない人や、BFタイプの国にしかいかない人ならBFタイプだけ持っていれば十分ですが、これからも海外に行く可能性があるなら世界中のコンセント形状に対応しているマルチ型を1個もっておくことをお勧めします。
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簡易型変換プラグは現地の電気屋さんで安価で購入できます。
高い電圧がかかるので100均より、専門店で購入されることをお勧めします。
スマホ、カメラは基本的に変圧器は不要。スマートフォンなどは、ほとんど100V~240Vの電圧に対応しており、日本でもマレーシアでも変圧器を利用する必要がないようになっています。
電気シェーバーも240V対応のアイテムが多いので、充電タイプは事前に確認しておくと良いでしょう。
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3.ドライヤー・ヘアーアイロンは現地調達がいい
日本のドライヤーを持ってきてそのまま使うと壊れます。変圧器を使えばいいのかというとすべてがうまくいくとも限りません。ドライヤーやアイロン、調理家電のような熱を出すものや、掃除機やミキサーなど消費電力が高い家電製品は、変圧器を使っても利用できないことが多いようです。
海外用の240Vまで対応している製品を用意すれば大丈夫ですが、常夏の国マレーシアでは毎日シャンプーしてドライヤーを使うでしょうから、いっそ現地で調達する方をお勧めします。
4.パソコンの電源(パワーサプライ)について
パソコンは、ほとんど100V~240Vの電圧に対応しており、日本でもマレーシアでも変圧器を利用する必要がないようになっています。
日本で使用しているノート型パソコンやタブレットのパワーサプライにはたいてい「INPUT 100-240V」と表記されていて、変換プラグを使用すればそのまま使えます。
パワーサプライの裏面の対応する電圧の記載について確認してみましょう。
「入力」または「INPUT」の欄に100V~240Vとあれば基本大丈夫です。しかし、長時間使うのであれば、現地でパワーサプライを購入する事をお勧めします。200ボルトで長く使うと日本製のパワーサプライは壊れてしまうからです。
帰国後日本で使う為に大切に保管して、現地で使う為のを購入する方がいいでしょう。パソコンのメーカー、型式をひかえて、差し込みの長さを確認するために、パワーサプライの現物を持って行って購入すると何度も行く必要がないです。
5.マレーシアの電圧は220V(ボルト)/50ヘルツ
日本の電圧は100Vと世界で一番低い電圧です。それに比べてマレーシア・クアラルンプールは220Vと高い電圧になります。万一感電した場合は危険性も高いといえます。
私はマレーシアにいた時に携帯の充電器の先で、ビリっときました。指先が湿っていたのかもしれません。それ以来とても気をつけるようになりました。皆さんも日々の暮らしの中で充分気をつけて下さい。
「1.マレーシアのコンセントの形状は?」でも話しましたが、マレーシアのコンセントにはスイッチがついています。
スイッチをONにしないと通電しない仕組みになっています。
これをちゃんと利用して、プラグを差したり抜いたりするときはスイッチをOFFにしてから行うようにしてください。これも感電事故防止の為です。
また、日本で使われている家電製品は基本100V用に作られているので、100Vにしか対応していない家電製品のプラグを220Vの電圧のコンセントの穴にさすとおそらく壊れます。
壊れるだけならまだいいですが、運が悪いと発火するかもしれません。例えば「INPUT 100V」としか書かれていないものがあればこれは日本国内でしか使えません。渡航前に確認して、不適格なものは持って行かないようにしましょう。
6.結局必要なかった変圧器
短期留学、短期滞在では変圧器の必要性は感じませんでした。反対に、現地駐在とかで、何年も暮らす方はこの限りではありません。念のため。
変圧器とは、日本の家電製品は100V用に作られているので、電圧の高い国で使うには電圧を家電製品の対応電圧(100V)まで電圧を下げる必要があり、それをしてくれるのが変圧器です。
220~240Vの電圧を100Vに下げなければ、許容量を超える強さで電気が流れることになり、発火や故障の原因となる可能性があるからです。
そう聞くと必要に感じる変圧器ですが、下の条件が揃えば、変圧器は必要ありません。
・持ち込む家電製品が100V~240V対応である。
・ドライヤー・ヘアーアイロンは現地調達。
・その他、熱を発する家電製品は日本から持ち込まない。
7.コンセント周辺に関する英語
普段、日本で呼んでいる名称と少々違いますから、お店に買いに行く前に何を買いたいのか、名称を確認しましょう。
特に「コンセント」というのは日本だけのようです。
差し込むもの・・プラグ
コンセント・・an electric outlet(米国) plug socket(英国)
マレーシアではソケットですね。
コンセントにつなぐこと・・plug 反対に抜くことは unplug
差し込み口にプラグを差し込む・・plug into an outlet (socket)
プラグをコンセントに差し込む・・put the plug in the outlet (socket)
Connect つなぐ
プラグを抜く・・disconnect a plug
変換器・・アダプターan adaptor
壁についているスイッチ・・・ a switch
以上です。
できるだけ、わかりやすく説明しました。お役に立てれば嬉しいです。
最後までお読み下さりありがとうございました。
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