こんにちは、まれいです。
マレーシアで数カ月暮らす事で、不安な事の一つに「豚肉が食べられないのではないか?」という事があると思います。
豚肉を使った料理といえば、お好み焼き、酢豚、チャーシュー、生姜焼き、とんかつ、野菜炒め、角煮・・・美味しいですよね。
で、答えは「大丈夫。ガッツリ食べられます」
中華系のレストランや、バクテーのお店では、ハイレベルな豚肉料理が食べられます。
また、スーパーマーケットでも買うことができますよ。
基本的に普通のスーパーマーケットの売り場に出ているお肉は、ハラール認証です。豚肉類は、ノンハラールとなりますので、レジと売り場を分けたノンハラールコーナーで買い求めることができます。
この記事ではマレーシアのスーパーマーケットで売っている、牛羊鶏豚肉とハムについて書いてます。
1.日本よりタフな牛肉
牛肉は日本で売っているような薄切りはありません。
カレー、肉じゃが、牛丼を作りたい時は少々厚切りの一口ステーキ用の牛肉を一口大に切って、味つけをする前にスープやだし汁で30分くらい煮込めば柔らかくなります。その後、味つけをすると食べやすくなります。
もちろん一口ステーキとしてさっと焼いて食べても美味しいです。
塊肉もありますが、好みの大きさに切って煮込めば柔らかくなります。
筋のたくさん入った肉は、固すぎて、焼くのには向きません。コトコト煮ておでんにしたり、〇〇屋の牛丼みたいに柔らかく煮込めば美味しくいただけます。
何よりも嬉しいのがステーキ肉が安い事です。
写真はオージービーフですが、RM18~RM27となっていますね。日本円で約500円~700円で、200gのステーキが食べられます。
和牛のような霜降りはありませんが、ややタフな牛肉がお好みの方には嬉しい事です。
一枚500円程度なら気軽にステーキがいただけますね。
ステーキソースがなくても大丈夫。私は軽く塩コショウをして、ニンニクで香りをつけた油で焼いて、わさび醤油であっさり頂くのが好きです。日本の味。
2.羊はカンビンといいます
日本では羊肉の焼き肉を「ジンギスカン」っていいますね。
上の羊肉は6枚入り792gでRM36.35(約981円)1枚132gあたり163円。
2枚くらいは食べられそうですね。
マレーシアでは、ラムという表示で売っています。骨付きの1㎝くらいのスライスはステーキに向いています。マレー語ではカンビン(kambing)っていいます。想像していたよりにおいも強くなく、煮込んでもいいし、焼いてもいいです。
脂肪分が少なくてヘルシーです。
ローカルのレストランではカンビンのスパイシーな煮込みとか、カレーが出ています。
日本のカレーよりさらりとしていて、ご飯に少しずつお汁をかけて頂きます。 鶏肉と並んでマレーシアでよく食べられる肉です。
3.マレーシアで鶏はアヤム(AYAM)
マレーシアで養鶏場を見たことがないのですが、おそらく郊外に大規模な養鶏場があるのだと思います。それくらいマレーシアでは鶏肉をよく食べます。
鶏肉はアヤム(Ayam)といいます。
当然スーパーマーケットでも買うことができます。
日本のスーパーマーケットで見かけるような細切れとかはなくて、もも肉、胸肉のかたまり等で出ています。もも肉には端っこに骨がついてます。他の部分を見ても、全体的にワイルドです。
もも肉2個でRM6.5(約175円)。安いです
リブです。350gでRM3.5(約94円)
whole legとなってますから、足ですね。800gあります。
RM11.44(約308円)安い。からりと揚げたら美味しそうですね。
手羽5個入りでRM9.26(250円)日本の半額くらいでしょうか。
こちらは砂肝ですね。日本のに比べて臓器そのものって感じでちょっと引いてしまいます。RM2.7(約67円)
マレーシアでは鶏肉は安価なので、生活にやさしいですね。みんなが好んで食べるはずです。必需品だから安いのかしら・・・?
他にも写真はありませんが足先とか。
カキアヤム(Kaki Ayam)といいますが、ちょっと触ることができませんでした。レストランで食べたら美味しいらしいです。挑戦してみて下さい。
4. 豚肉はノンハラールコーナーで
さて、一番気になる豚肉です。豚肉って安くてヘルシーで、美味しいですよね。お好み焼きやとんかつが食べられないと思うと、辛くないですか?
でも、大丈夫、マレーシアにも豚肉を売っている売り場はあります。但し、ノン・ハラールコーナーが設けてあって、レジも独立しています。そちらでお求めください。
豚肉売り場はお酒コーナーと隣り合わせの所が多いです。
お酒は日本で買うよりかなり値段が高いです。でも何故か、缶ビールは一般の売り場に出ているところが多いです。
豚肉に話を戻します。
スーパーマーケットによってもちがうとは思いますが、お肉の部位ごとに計り売りのところとか、予め、薄切り、厚切り、塊、細切れをパック詰めしてあるところがあります。
お肉だけではなく、中華料理の食材や調味料を買うこともできます。冷凍餃子や肉団子等も美味しそうです。
5. 驚きの品揃え・ハムコーナー
感動的なのがハムコーナーの品揃えです。
本格的なハム類が真空パックで陳列されていて、グラム数と厚さを指定して購入できます。
私が気に入っていたのは、イングリッシュ・ローステッドハム、ジャーマン・ペッパーハム。他にもトライしてないのがたくさんあります。
計り売りのハムは、日本の加工されたハムと違って、賞味期限が短く4~5日もすると、変色し始め、変なにおいもしてきます。なので、一度に食べきれない分は、一枚ずつラップして、冷凍しておけば、自然解凍でいつでも本格的なハムが頂けます。
イベリコ豚はさすがに高価で、RM84.99/100gです。RM1=27円で換算すると、2294円です。お高~い。
豚肉禁止のムスリムの国ですが、こんなに楽しめるなんて驚きですね 。
いかがでしたか?いろんなお肉があったでしょう?しかも安いし。
マレーシアが暮らしやすいという理由の一つが見えましたね。
是非、マレーシアの食の豊かさを体験して下さい。
最後までお読み下さりありがとうございました。ではまた。